2011-07-29

エルデ 検査

CT、MRTを撮りに大学病院へ。
10時からの予約。
以前jujuviちゃんが行ったときは6時半に出て、1時間ほど前に着いたということだったので、わたしも同じ時間に出発。
道路の混雑状況を見つつ、急いでもしょうがないのでゆっくり安全運転で、高速降りて途中で何度か間違えつつ、9時前に到着。

予約は10時からだけど病院自体は9時から開いてるので、エアコン効いてる中で待ったほうがいいとおもって、受付を済ませて待合室で。
大学病院なんて初めてよー!
大学病院のリードフックはウォルサムがくれるんだ~?なんて思いながら、常連なのかおしゃべりなおばちゃんにつかまること1時間(笑)
やっと呼んでもらえたー!
よい子で待てました。

診察室で、学生さんに問診を受ける。
そして先生に説明を受ける。
全身麻酔が本当に必要かの検査。
血液検査とか、心臓の検査、今の状態(目、神経、歩行)とかのチェック。
必要と判断したら、説明のあと午後から麻酔をかけての検査MRI・CT他をやりますとのこと。
2時間以上かかるから電話さえ持っててくれてれば外に行っててもいいし、何しててもOKよーとのことだったので、コンビニまでお昼ごはんと本を買いに行きました。

この日の東京の気温は低めだったようで、全部のドアを開け放てば車にいられるくらいの気温。
着ていったシャツは脱いでノースリーブになったけど、車の中でマンガ読んで早めのお昼ご飯を食べてすごしました。
ご飯食べ終わって暑くなってきたので、病院内へ。
お昼近くに呼ばれました。

エルデとってもいい子にできてて、思ったよりもずっと早く検査が終わったって。
よかったー!ルフトじゃなくて(笑)

循環器科の先生に診てもらって、心臓はOK。
血液検査はやはり、肝臓の数値高い。
麻酔をかける際に肝臓は麻酔の毒素を分解していくということで、機能が低いエルデは麻酔がかかりやすく覚めにくい。
麻酔のリスクは肝臓が悪くない子よりも上がりますとのこと。
わかってはいたのだけどね、言われるとドキドキ。心配で心配でちょっと泣きそうになった。
ただ、心配だったのは脳腫瘍。
先生もそれじゃなければいいんだけど~と言っていたので、やっぱり一歩進むにはMRIとCTが必要になる。
エルデが目覚めることを信じてお願いすることに。
何度も他に気になるところはない?と聞かれた。
どうせ麻酔いれるなら飼い主が気になるところ全部調べちゃったほうがいいからだろうね。

そしてながーーーーい待機が始まった。
13時半に検査開始。
14時には麻酔入れて、2時間半くらいかかるかなぁといわれてたんだけど、5時間くらいかかった。
覚醒はしてるんだけど、起き上がれないって状態で診察室に。
9時間ぶりのご対面。
生きて会えてよかったよーー!

ねむーーい!
きもちわるーーーい!

体うごかなーーい!
ねちゃえ。


いやいや、起きる努力をせい!


エルデがちゃんと目を覚ますまでMRIとCTの画像を見せてもらって説明を受ける。
まず、目の方は、脳腫瘍はなし。
神経のほうにも目に見えてわかる炎症なし。
左側の瞳孔は縮んでいて、右側の瞳孔は開きっぱなし(縮みにくい状態)。
ということでひどい炎症ではないけれど、視神経が関係し、交錯する部分に何らかの炎症が起きていると考えるのでは?ということ。
ただ、画像で明らかにコレ!ってのはないので推測しかできず、ステロイドの投薬でどう変化するか判断していくしかない。
でもねぇ、、、ステロイドは肝臓に悪いの。
なので短期でぎゅっと1週間~10日だけやってみようとのこと。


そして脊椎の画像で、ヘルニアが3箇所。
胸椎1箇所、腰椎と馬尾に1箇所ずつ。
これが後ろ足のふらつきの原因ということ。
ブリッジは頚椎にもあって、全体的に不安定。
ただ、本人元気で痛みが出てないようなのと、ヘルニアにしてもそんなにひどいものではないので、痛みや、動きが悪くなったらお薬でコントロールして行きましょうということだった。
とりあえず目の関係でステロイド飲むので、そのときに一緒に効いてくれるといいなぁと。


問題はまだまだ続きます。
数値の悪い肝臓。
まず肝臓自体が小さいことを指摘されました。
これは前の病院で胆汁酸の検査をしたときも言われた。
ふーんそうなんだって思ってたけど、結構小さいらしい。
小さい肝臓っていうと、肝硬変を思い浮かべるのだけど、見た目がそんな感じでもない。
生まれつきだろうとのこと。
小さい肝臓だと処理能力が落ちるので、負担がかかる。
この子が数値悪いのもそんなところからきてるかもねってことだった。
そしてびっくり!画像を見ると穴が開いていました。
ぼこっと大きな穴が開いているのではなく、小さな穴が何箇所か。
すが入った状態になっていると。
原因はわからないし、今の肝臓の状態も組織とらないとわからないとのこと。
でもそれをするのも麻酔して、肋骨の間からぶっといのを刺して組織を取るか、開腹だし、んーーー。。。
これは継続的に肝臓を元気にするお薬を飲んでみよう!と。
肝臓のお薬っていっぱい飲んでも肝臓に悪い影響ないってことだったので少し安心。
薬自体も高くないしね。


そんな感じで、目の検査をして、問題点3箇所。
それぞれからアプローチすることになりました。




エルデは目は覚めてるけど、体うごかないし寝ちゃおう~って。。。
肝臓弱い子ってこうなんだよね~とのこと。
エルデ去勢手術の覚醒のときもこんなだったなぁと思い出した。
さて、ちゃんと起きる気にならないと体温も上がらないし、がんばって動こう!と起こすものの後ろ足がぜんぜん立たない。
まだ早い?そんなことないよね?
たたせてもふらふら。
ナックリングしちゃってパッドが床に着かない。
先生が、『長い時間麻酔いれててたから硬くなってるんだよ』とマッサージしてくれました。
『やり方が馬といっしょ 笑』とかいいながら。ぷぷ!
麻酔は神経の伝達をストップするお薬なので、マヒの状態がひどくなるんだって。
そういうものなのかぁ・・・。
本当はステロイド入れちゃいんだけど、肝臓のこと考えるとムリ!ってことで、このままがんばって帰ろうと、立てるまで一生懸命マッサージし続けてくれました。
ぼくちんむ~り~~というエルデにお水?と聞いてみるとおめめランラン。
『・・・ちょっとだけ飲んでみる?』という先生。
学生さんがお水を持ってきてくれました。
どうぞとあげると立ったまま半分以上こぼしながら飲む。
そして、つかれちゃった~!とまたへたりこもうとする。
しばらくがんばってリハビリして、やる気ないエルデに
『・・・ごはんちょいとだけ食べてみる?』
エルデ俄然やる気(笑)歩いてるし。

『ごはん食べてみて吐かないところまで見て返したいなぁ。』
もう半分ご飯もらって、しばらく様子見。
吐かない。
『うん。胃も腸もちゃんと動いてるね!』
ちょっと歩けるようになったので帰ることに。
もうすんごいマヒでてふらっふらだったけどね。
先生たちが車まで送ってくれて乗せるの手伝ってくれた。

本来なら9時~17時までの大学病院。
もちろん待合室にはだれーーもおらず。
手術とかはやってたけど、エルデのために21時半まで、いやな顔ひとつせず、疲れた顔も見せずに長い検査と、覚醒後のリハビリに付き合ってくれた先生たち。
本当にありがとうございました。
かかりつけの動物病院との連携が取れているので、とても安心。


帰りは犬たち相方君が夕方出てからずっとお留守番してるのでばびゅーんと1時間半くらいで帰ってきたよ。
きみたちも元気でいてくれてありがとう。
お留守番ごくろうさまでした。
ながーーーい一日だった!


さて、えっちゃんがんばって復活するだわよ!
ただ、ムリせず、じいちゃん宣言しようね。
隠居生活だわよ。


メールやメッセージくれた方ありがとう。
ツイッター見てドキドキさせちゃった方ごめんなさい。
皆さんに支えられて無事生還だよー!

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