2011-03-14

チェーンメールに御注意!(転載)

おバカなプーたろう より転載です。 

チェーンメールに御注意!

どうやらこんな時に不貞な輩がとんでもないチェーンメールを発信しているらしい。

中身もそうだけれど、こんなにみんなが連絡を取れないでいるときに無駄に通信網を使うことは控えないといけないね。


その1 -有害物質の雨がふる?

例☆ 【メールで回ってきたので転載】コスモ石油の関係者より「コスモ石油の爆発により有害物質が雨などと一緒に降るので外出の際は傘かカッパなどを持ち歩き、身体が雨に接触しないようにして下さい。
例☆ 千葉の製油所、製鉄所の火災の影響で千葉、首都圏では、 科学薬品の含まれた雨が降ることが予想されます。傘やレインコートの使用をお願いします!また、コスモ石油の爆発で大気中に有害物質が含まれたため外出時 には肌を出さず雨にも注意するようにとの事です。工場勤務の方より。 
例☆ 千葉の皆さん!コスモ石油の火災で有害物質が雲に付着しています。雨が降ったら危険なので肌を露出しないこと。長袖、カッパの着用、傘を忘れないようにとの事です。できるだけ多くの人に伝えてください。

コスモ石油HPより
2011年3月12日
コスモ石油株式会社
コーポレートコミュニケーション部 広報室
本日、「コスモ石油二次災害防止情報」と言うタイトルで不特定多数の方にメールが配信されております。
本文には「コスモ石油の爆発により有害物質が雲などに付着し、雨などといっしょに降る」と言う記載がありますが、このような事実はありません。
タンクに貯蔵されていたのは「LPガス」であり、燃焼により発生した大気が人体へ及ぼす影響は非常に少ないと考えております。
近隣住民の方々をはじめ、関係する皆様に多大なご迷惑とご心配をおかけしております事を心よりお詫び申し上げます。





その2 -関西電力の節電よびかけ

例☆  関西電力で働いている友達からのお願いなのですが、本日18時以降関東の電気の備蓄が底をつくらしく、中部電力や関西電力からも送電を行うらしいです。一 人が少しの節電をするだけで、関東の方の携帯が充電を出来て情報を得たり、病院にいる方が医療機器を使えるようになり救われます!

節電は、悪いことではないけれど、これもデマだそうだ。
関西電力HPより

「 このたびの東北地方太平洋沖地震により被害を受けられた皆様に心からお見舞い申し上げます。
当社は当社名で震災に関連してお客さまにチェーンメールを送ることはございませんので、ご注意ください。」






その3 -「外国人が犯罪を起こす」という流言

過去、関東大震災のとき「朝鮮人が井戸に毒を入れる」と言う飛語で 国民(日本人)が国民(朝鮮人)をなぶり殺しにすると言うことがあった。アメリカのハリケーンのときも報道の黒人叩きがあった。
今回も既に起きているらしい。→こちら 



その4 -「自衛隊が救援物資の支援をよびかけている」というチェーンメール 


例☆ 自衛隊では支援物資を受け付けています。
各県の県庁が窓口です。 募集品目とご注意頂きたいこと ・衣料、食料、電池、日用品(石鹸やティッシュなど)、ベビー用品を募集しています。・食料は腐らないもの(レトルト、インスタント食品、栄養補助食品) など。・特に毛布やカイロなどの暖を取れるものが助かります。・衣料の場合はサイズごとにおまとめ頂き、分かるように明記ください。・衣料はなるべく綺麗 なものが喜ばれるそうです。 ・なるべく1つの段ボールには一種類の商品⇒仕分けの手間が減ります。・重くなり過ぎない様に。・「地震支援物資在中」とお書き添え下さい。
送付先
●宮城県県庁 ← 仙台あてはこちらへ
仙台市青葉区本町3-8-1
[TEL]022-211-2111
●岩手県県庁
盛岡市内丸10-1
[TEL]019-651-3111
●青森県県庁
青森市長島1-1-1
[TEL]017-722-1111
●福島県県庁
福島市杉妻町2-16
[TEL]024-521-1111
【その他全体の取組について】
防衛省 (代表)
03-5366-3111



自衛隊については、HPに書かれていないが、各自治体、福島県岩手県は、個人の義援物資を辞退している。
実際に自衛隊に問い合わせた人も、「ない」と言われたそうだ。







その5 -「放射能について」のチェーンメール
さっき友人から届いた。 

例☆  知人から届いた放射能についてのメールを転送します。
若いみんなの体、大事にしてください。
みなの関係者に被害が少ないことを心から祈っています。
福島の第一原子力発電所で、放射能が漏れているニュースが飛び込んできました。
知り合いのお医者さんから聞いた情報です。
『これからしばらく毎日海草品を食べ続けてください。』
◆海苔、海草に含まれるヨウ素を充分にとっておくと、放射能が身体に吸収されずに排出されるので(海苔などをとっていないと身体に放射能が大量に吸収されてしまう!)
◆チェルノブイリのときよりも酷い、大事件らしいので、連絡します。
チェルノブイリのときは、日本から海苔がたくさん送られました。かなり効果があります。
◆私達も危機感を持ってこの情報メールを周りの人に転送して知らせて下さい。
◆あと一日から二日で放射能は届いてしまうそうです。できる限り、雪とか雨にはあたらないようにしましょう。
外に出るときはマスクを着用するようにして下さいね。
東京電力の知り合いからも連絡がありました。
節電の協力と、今電気がついている所も明日から停電になるところもあるそう。また、外に出るときは傘を必ず持つことと、上着を着て肌を露出しない事だそうです。


これは、一理あるけれど、でも、上のチェーンメールと合わさっていて気になるなあ。

チェルノブイリのときは、ヨウ素剤を飲ませている。海苔など送っていないと思う。
ヨウ素を服用することで防ぐことができるのは放射性ヨウ素だけ。
ヨウ素は甲状腺ホルモンの構成成分として生体に必須の微量元素で、体内には約25mgが存在する。体内に吸収されると、甲状腺で即座に甲状腺ホルモ ンに合成され、甲状腺組織の中で放射能を放出し続ける。その結果、放射能による甲状腺障害が起こり、晩発性の障害として甲状腺腫や甲状腺機能低下症を引き 起こすとされている。
臨界事故が発生した場合、ヨウ素、キセノン、クリプトン等、種々の放射性物質が放出されるが、放射性ヨウ素(131I)は、放出される割合が最も高い。施 設を破壊してしまうほどの事故の場合、気化して大気中に広範囲に拡散しやすい上、呼吸や飲食により体内に吸収されやすいため、内部被曝を起こす物質として 特に注目されている。
これを防ぐために、あらかじめヨウ素を服用して甲状腺をヨウ素で飽和しておく必要がある。そうすることにより、131Iにより内部被爆しても甲状腺には取 り込まれず予防的効果が期待できる。(その際、ヨウ素剤の効果は投与する時期に大きく依存するとされており、表に示すとおり被曝直前に摂取した時に効果が 最大で、時間が経過するとその効果は薄くなる。)

実際に今回原発の近くから避難した人たちがヨウ化カリウムを呑まされている映像がテレビでも流れていた。海草ではない。確かに海草はヨウ素をたくさん含む食品だけれど。




他にもたぶんたくさんあるでしょう。
どうか、善意でデマを広げないように気をつけて下さい。

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